引っ越しシーズンの春は、初めてのエリアに引っ越す必要がある方もいるかと思います。
今回は、初めて札幌に引っ越しするご家族のために、賃貸物件の探し方のコツなどをご紹介します。
札幌は冬季に雪が多いため、冬のことも考慮して部屋を探すことが重要です。冬の寒冷な環境に対応できる暖房設備や、通勤・通学時のアクセスの便利さも考慮すると良いでしょう。
お子さんがいる家庭では、「場所選び」が重要です。子供が安心して遊べる公園や学校が近くにあるか、また、子育て世代が多く住む地域であるかを確認しましょう。
札幌の引っ越し先3選!
まずは、どのエリアに引っ越しするか決める必要があります。
今回は弊社がおすすめする引っ越し先(エリア)をご紹介します。
1)円山公園駅エリア
円山は札幌の中でも人気があり、住みたいエリアとして常に上位にランクされています。
円山公園駅エリアについては下記の記事で詳しく解説しております。
このエリアは自然に囲まれ、高級住宅街で治安も良いため、家族での生活に適しています。円山公園や円山動物園など、子供たちが楽しめる公園や施設も充実しており、生活の利便性が高いのが魅力です。
さらに、地下鉄円山公園駅から札幌の中心部である大通駅までのアクセスも便利で、わずか6分でアクセスできます。
円山は文教地区としても知られ、熱心な家庭が多く、子供たちの教育熱心さが特徴です。そのため、学校のレベルも高く、他のエリアの公立学校よりも優れているとされています。また、道外の転勤族も多く住んでおり、転校生でもなじみやすい環境となっています。
ただし、円山エリアの家賃は高めで、札幌市内の相場の1.5倍ほどと言われています。
2)琴似駅エリア
琴似駅も人気エリアの一つです。琴似駅エリアについても、別記事で詳しく解説しております。
琴似エリアは地下鉄東西線とJR線が利用できる便利なエリアです。
それぞれの駅は離れていますが(約700m)、駅を結ぶ通りにはお店がたくさん並んでいるので、お買い物には困りません。
また、大きな病院や区役所も駅周辺にあるので、引っ越しに関する手続きもしやすいでしょう。
札幌まで行くならJR、大通まで行くなら地下鉄と使い分けることもでき、雪の影響でJRが遅れそうなら地下鉄を利用するということも可能です。
駅から少し離れますが、お花見スポットとして人気の農試公園や発寒河畔公園もあり、親子で楽しむことができる人気のエリアです。
3)平岸エリア
平岸エリアは地下鉄南北線平岸駅から大通駅まで約8分、さっぽろ駅まで約9分、どちらへも乗り換えなしで地下鉄1本で行けるアクセスの良さが魅力です。駅周辺にはスーパーやコンビニなどお店もたくさんあるので、こちらもお買い物する上で不便は感じないでしょう。
平岸のある豊平区は札幌市の中でも大きな公園が多い区となっていて、約7.4ヘクタールという広さを持っている豊平公園やテニスコートや散策コースなどがある月寒公園などがあり、休日に親子で楽しむことができるでしょう。平岸駅から月寒公園までは徒歩約20分、豊平公園までは徒歩だと20分以上かかってしまいますが、ぜひ天気の良い日は足を運んでほしい場所です。
派手さはありませんが、比較的静かで自然に囲まれていることがメリットであるエリアです。
初めての札幌住まいはマンションから始めた方が良い!?
札幌で賃貸物件を探す際には、冬の雪に注意することが重要です。
大雪が降ると、JRやバスといった交通機関がマヒすることがあります。地下鉄は天候に左右されず、冬季でも比較的頻繁に運行されるため、通勤や通学が安心です。
また、賃貸物件を選ぶ際には、最寄りの地下鉄駅やバス停までのアクセスや、周辺の生活インフラ(スーパーやコンビニの有無など)も確認しておくと良いでしょう。冬の寒さや雪に慣れない場合は、駅周辺に生活施設が揃っていると便利です。
一軒家を借りてしまうと、除雪作業は自分達で行わなければならないため、雪に不慣れな方は大変な思いをしてしまいます。
マンションであれば、管理人さんがやってくれるケースが多いですので除雪問題は解消されます。
初めて札幌に住まわれる方はマンション住まいからスタートするのが無難かもしれません。
暖房についてもチェックが必要
道外から引っ越される方は、北海道の暖房事情についても事前に把握しておく必要があります。
灯油は一般的に暖房の燃料として使われ、比較的安価ですが、価格は需要や供給状況によって変動します。冬季には需要が高まるため、価格も上昇することがあります。ただし、ガスよりも一般的には安価であるとされています。
ガスの場合、都市ガスは比較的安価で利用されることが多いですが、プロパンガスは高い場合があります。特に暖房に使用する場合、暖房費が高騰する可能性があります。賃貸物件を選ぶ際には、具体的な暖房のエネルギー源やその費用について確認することが重要です。それによって、月々の生活費の見積もりや予算管理がしやすくなります。