猫と暮らせる賃貸マンション【札幌編】

ペットOKだからといって、猫がOKとは限りません。
札幌で猫と一緒に暮らせる賃貸マンションを見つけることは、単にペット可の賃貸マンションを見つけることとは異なるのです。

猫と一緒に住むための賃貸マンションを見つけるには、特定の物件が猫を受け入れるかどうかを確認する必要があります。

これに関する情報を見つける方法や、注意すべきポイント、入居後に留意すべき事項についてご紹介いたします。

「ペット可」「ペット相談可」物件の違い

札幌で猫と一緒に暮らせるお部屋を探していると、一番多く目につくのが「ペット可」「ペット相談可」の物件です。

ペットの種類や頭数について相談し、大家さんの了承を得れば、大好きなペットと一緒に住める物件があります。

メリット

  • 比較的家賃が安い
  • 物件数が多い

デメリット

  • 築年数が経過している
  • 利便性が良くない
  • ペット礼金やペット清掃料が別途かかる
  • 猫が不可の場合もある

借り手が見つかりにくい古い物件や、築年数が経っていたり、最寄りの地下鉄駅から離れている部屋などは、ペット可とすることで入居者を増やす戦略があります。

しかし、ペット相談可能な物件でも、「猫の臭いが気になる」「爪を研ぐので壁や床に傷がつく」などの理由から拒否されることがあります。ペット可であっても、どの種類の動物を飼うのかや、複数匹飼う場合についても、問題が生じないように必ず事前に申告するようにしましょう。

物件のチェックポイント

猫が十分に運動できる広さ

北海道では室内での猫飼育が奨励されています。猫が運動不足にならないよう、住まいの中で十分な広さがあるか確認しましょう。

猫は寒さと暑さに弱い!冷暖房の確認

猫は気温の変化に敏感です。留守中でも快適に過ごせるように、部屋を探す際には冷暖房の設備を確認しましょう。北海道の厳しい冬には、暖房費用がかさんでしまう可能性があります。使用されている暖房の種類(電気、ガス、灯油など)も確認してください。札幌市では都市ガスの物件が光熱費を節約できるため、人気です。

猫専用マンションでない場合、新築は避ける

新築物件では退去時の清潔さが特に重要です。猫を飼っていても、退去時に引っかき傷やニオイが目立つ可能性があります。築年数が経っている物件の方が、これらの点で気になりにくいです。

もしもの時に備えて上層階を避ける

防犯上、上層階は一人暮らしの女性にとって安心感がありますが、猫と一緒に住む場合、飛び降りの危険性があるため、慎重に選ぶべきです。

玄関とリビングの間のドアも重要

猫は細かい隙間からも抜け出すことができます。リビングと玄関の間にドアがあると、外に飛び出すリスクを減少させるので、おすすめです。

よくある猫のトラブルと回避方法

賃貸物件での猫のトラブルと言えば、壁や床への爪とぎや傷つけが挙げられます。

爪とぎは猫にとって重要な行動であり、伸びすぎを防いだりストレスを解消する役割がありますが、賃貸マンションの壁や床を傷つけることは問題です。

爪とぎ器を設置し、そこで爪とぎをするように猫にしつけます。
他の場所で爪とぎをしようとした場合は、即座に大きな声で注意をしましょう。

猫は非常に耳が良いため、敏感に反応するでしょう。遊びと勘違いさせないように、はっきりとした声でしっかりと注意を行うことが重要です。爪とぎをするお気にいりの場所に、防止策を講じるのも効果的です。爪が引っかかりにくいツルツルした素材のシートを貼る、またその場所を隠すように寝床を作るなど、爪とぎが物理的にできない状況を作り出してください。